ANALYZERは、「導入して終わり」の設備ではありません。
量産ラインで”使える”状態に向けて、現場を知るプロスペシャリストが一緒に伴走します。
なぜプロスペシャリストが
必要なのか
検査装置は、導入して終わりではありません
量産ラインでは、検査装置の性能は「カタログスペック」だけでは決まりません。特に、内径検査のような特殊な領域ではワークごとにアプローチが異なります。またマニュアル通りでは解決できない問題も少なくありません。現場の状況に合わせた調整なしには、過検出の増加や検査精度のばらつきが起きやすくなります。
過検出が発生する主な要因
- ワークのばらつき
- 加工条件
- 治具精度
- 温度変化
- 洗浄、クーラント液の交換周期
現場で起きやすい問題(プロスペシャリストの調整サポートがない場合)
導入当初は、多くの現場で精度よく検査できています。しかし時間が経つにつれ、下記のような負の連鎖が起きやすくなります。導入後につまずく現場には、よく似た経緯があります。
問題が起きても、どう調整すればいいか分からない
過検出や見逃しが発生しても、検査条件に反映する方法が分からず、手探りの調整が続く。
誤検出が常態化し、再検査のループが始まる
精度が安定しないまま運用が続き、払い出されたワークを検査員が後から再検査する状態が日常になる。自動化したはずなのに人が介在し続ける。
やがて検査機は使われなくなり、目視検査に戻る
毎日エンドレスの調整対応に追われ、現場の信頼を失い、検査機は遊休化。結局、導入前と同じ目視検査に戻る。
こうした問題を防ぐには、単なる装置知識ではなく、現場経験に基づく調整ノウハウが必要です。そこでANALYZERでは、導入後の現場課題に一緒に向き合い、量産ラインへの定着を支援する「プロスペシャリスト」が存在します。
プロスペシャリストとは
現場を知る技術者が伴走支援します
ANALYZERでは、現場の状況を把握しながら具体的な調整方法をご提案する技術者を「プロスペシャリスト」と呼んでいます。これは「Professional × Specialist」を組み合わせた弊社独自の呼び名です。単なる装置の操作説明にとどまらず、現場の状況を直接見て判断し、調整の方針をお客様と一緒に考えることが、プロスペシャリストの役割です。
プロスペシャリストの
サポート例
しきい値の調整
良品をNGにしない、NGを見逃さない——そのバランスを現場のワークデータをもとに調整します。導入時はもちろん、過検出が増えたり、ばらつきが出てきた場合も対応します。データをご提供いただければ、メール・電話でも対応可能です。
故障・不具合時の対応
装置の動作異常やエラーが発生した場合は、状況をヒアリングし、原因の切り分けと次のステップをご案内します。
現地オンサイト対応
メール・電話では解決が難しい場合や、より集中した作業が必要な場合は、プロスペシャリストが現地に伺います。お客様と直接情報を共有しながら、濃度の高い調整作業が可能です(別途SV費用)。
ANALYZERでは、営業ではなく実際に調整を行うプロスペシャリストが現場に入り、検査条件の調整や現場課題への対応を直接支援します。装置を使いこなす”ための道のりを一緒に歩むのがプロスペシャリストです。
プロスペシャリスト紹介
石倉 靖大
導入支援経験
15年以上
生産技術経験
15年
担当導入件数
150件以上
湯川 正洋
導入支援経験
20年以上
担当導入件数
150件以上
500台以上の現場で
磨かれた技術
ANALYZERの検査装置はこれまで、大手自動車メーカー、Tier1、Tier2部品メーカーなど、累計11ヵ国、110社 500台以上世界の製造現場に導入されています。
その導入・調整・改善を長年支えてきたのがプロスペシャリストです。
導入後の現場では
- 過検出を減らしたい
- 検査精度を上げたい
- 検査条件を見直したい
といった相談が多く寄せられます。このような相談に対し、500台以上の現場で培った経験をもとに、プロスペシャリストが的確に対応します。
事例紹介
しきい値調整で期待通りの検出率を実現
課題
納入から2~3年、自分たちでしきい値調整を実施していたが思ったような成果が出ず、製造に引渡ができない状況が続いていた。
提案・効果
プロスペシャリストが現場を訪問し、しきい値を調整。その後は随時オンラインでデータを提供して、微調整を実施。製造に引渡ができ、現場から呼ばれる頻度も1回/3ヵ月に減った。
定量的な効果
過検出率 対策前:約30% ▶ 対策後:約10%
検査規格の見直しにより、過検出を抑え歩留まりを改善
課題
過検出が多く、歩留まりに影響が出ていた。
提案・効果
現場確認の結果、検査条件だけでなく検査規格そのものが厳しすぎる可能性があると判断。機能上問題のない項目については規格緩和をご提案し、納入先と協議の上、検査基準を見直しました。過検出を抑えつつ、品質を維持したまま歩留まりの改善につながりました。
定量的な効果
歩留まり率 対策前:約5% ▶ 対策後:約1%
機能追加により新たな欠陥にも対応できる検査体制を構築
課題
納入後、新たに発生した欠陥に対して既存機能では検出が難しい状況だった。
提案・効果
ソフトウェアの機能を改良し、新たな検出アルゴリズムを追加。現場の課題に合わせて機能を拡張することで、新しい不良にも対応できる検査体制を構築しました。
定量的な効果
過検出率 対策前:30~40% ▶ 対策後:10%前後
ANALYZERのプロスペシャリストが選ばれる理由
プロスペシャリストは、製品開発、アプリケーション設計などの業務にも携わる技術の中核メンバーです。
だからこそ「検査原理」「ワーク特性」「装置設計」まで踏み込んだ実践的なアドバイスが可能です。
理由1技術者が直接現場に入る
営業や代理店を介さず、実際に調整を行う技術者が現場に入ります。ワークや環境を直接確認しながら、検査条件の調整方針をその場でご提案します。
理由2装置を知り尽くした技術者が対応する
装置構造・制御・ソフトを理解した技術者が対応するため、現場で状況を整理し、原因の切り分けと対応策をご提案します。
理由3納品後も継続して伴走する
納品後の立ち上げ・調整・検証に継続して関わります。量産ラインへの定着に向けて、一緒に取り組みます。
プロスペシャリストを
パン屋に例えると
あるパン屋では、焼き上がったクロワッサンにその場でクリームを詰めて提供しています。焼きたてのクロワッサンだけでも美味しい。でも、クリームを詰めることでその場でより美味しい一品になります。
ANALYZERの検査装置も、それと少し似ています。装置という“クロワッサン”に、現場に合った検査条件という“クリーム”を詰める。その役割を担うのがプロスペシャリストです。
ANALYZERが
大切にしていること
私たちは、過去に忘れられない経験をしました。
あるお客様の工場に検査装置を納入したときのことです。導入は順調に進み、試運転も問題なし。そのまま引き揚げました。
しかしその後、量産ワークを流動させると検査結果が安定しないと連絡が入りました。
原因は、サンプルテスト時とは素性の異なるワークが量産ラインに流れていたためでした。
試運転では見えなかった現実が、量産になって初めて表面化したのです。
そのとき、私たちは痛感しました。
試運転はスタートラインに過ぎない。検査装置は量産ラインで初めて本当の試練を迎える。どんなに優れた装置でも、現場で使われなければ意味がない。
この経験が、今のANALYZERの原点です。
量産ラインで長く使われる設備だからこそ、
- 導入後の調整
- 運用改善
- 現場支援
が欠かせません。装置を納めて終わりではなく、現場で一緒に動かし、現場に適した条件を一緒に探していく。
それが、私たちが大切にしている姿勢です。
この考え方を形にしたのが、プロスペシャリストという技術体制です。
装置の構造も、制御も、ソフトも理解した技術者が現場に入り、その場で状況を判断し、調整の方向性をお客様と一緒に考えていく。
「導入して終わり」ではなく「量産ラインへの定着まで伴走する」。
私たちは装置を売って終わりの会社ではありません。導入後も現場に寄り添い、一緒に前進し続ける会社です。
この姿勢は、過去の経験から生まれ、今ではANALYZERの文化として根付いています。
導入前の不安、
ご相談ください
検査装置の導入や運用でお困りのことがあればご相談ください。
プロスペシャリストが現場の課題に合わせて対応いたします。














