内径検査に絞って期待通りの検出率を実現!
2015年末に導入いただいてから、5年半経ちました。そもそも最初のきっかけは何だったんでしょう?
検査を自働化できないか?と上からテーマが下りてきて、ちょうど社長から日経新聞を渡されて、御社の記事を拝見しました。そのあと、東京の展示会と、名古屋の展示会で見かけたのがキッカケだったと思います。
導入の決め手になったことや不安要素はどうでしたか?
導入前の構想では、製品の内外径の両方検査できないとダメだねということだったんです。ANALYZERは内径に特化していて用途が限られるので、正直、導入に躊躇していました。しかし外径は目視でも良いという判断が社内で下り、そこから一気に導入に向けて加速した感じです。
弊社では他にも検査機を使っているんですが、期待通りの検出率が出るか不安はありました。しかし幸い、系列会社でも似た原理の装置を使っていて、そちらでも一定のレベルで使えているのを聞いて、導入に踏み切りました。
実際、導入されてどうでしたか?
現在、4品番のワークを検査していて、おおむね10〜15%の過検出率で推移しています。ほぼ期待通りです。多くはアルマイトの色ムラとか洗浄の汚れが過検出の原因ですが、日によって極端な差もなく、安定して検査ができています。
そこまでに至る期間とかご苦労とか、どうでしたか?
実は納入から2〜3年は、製造から取扱いが難しいと判断されていたので、なかなか引き渡しできませんでした。しかしシグマさんに調整に来てもらって、そこから精度が格段にUPしました。なので正味、製造に引き渡しが出来たのは、動き始めて1年後くらいですね。現状では何か不具合があった時や調整してほしいとか、現場から呼ばれる頻度も2〜3か月に1度程度に落ち着いています。
すいません。もっと早くうかがえば良かったですね。。。
そうですね(笑
とはいえ、シグマさんは問い合わせ時のレスポンスが速く分かりやすいので、その点はとても助かってますよ。
と言いますと?これが普通と思っていましたが?
一概に比較はできませんが、他のメーカーさんだと、返事は週内にあれば良い方です。導入直後は、そこそこレスポンスも良いですが、期間が経つほどレスポンスは遅くなります。相談してもお持ち帰りされて時間がかかることが多いです。
その点、シグマさんは問い合わせしたら、早い時は数十分以内にお返事が来るので、こちらとしてはトライ&エラーが早いサイクルで出来るのでありがたいです。アプリケーションの操作も簡単ですし、取説を読めばやりたいことは大体理解できますし。
なるほど。そこは継続していけるよう頑張ります!また、上手く活用して頂くまでの期間を短くできる取組も検討して行きますね。