連休明けは何故チョコ停が多発する?
もうすぐ年末年始の連休ですね★
ところで、休み明け、チョコ停が多くなることはありませんか?
「なぜ?」と考えると、いくつか理由が挙げられます。
連休明けにチョコ停が起きやすい理由
油・潤滑剤の偏りや固着
→ 長期間停止すると潤滑剤が偏り、ベアリングやファンなどが固着しやすくなる
残留応力や部品の収縮・膨張
→ 長期間の停止で、金属部品や樹脂部品が室温や冷却状態で微妙に収縮/膨張し、動作に影響することがある。
→ 特に長期間使わない機械では、モーターやアクチュエータの初期負荷が増えるケースがある。
電源再投入時の突入電流や初期負荷
→ 休み明けの立ち上げで、装置が一斉に起動すると、サーボやモーターに瞬間的に大きな負荷がかかることがある。
→ 古い機器や部品劣化が進んでいる場合、ここでチョコ停が発生しやすい。
長期間放置した機器の微細な劣化の顕在化
→ 停止中は小さな不具合が隠れていて、稼働開始時の連続運転で顕在化する。
→ 例えばファンの摩耗や配線の緩み、コンデンサの劣化など。
外部要因の蓄積
→ 埃や油の蒸発残留物が停止中に機器内部にたまり、再稼働時に動作を阻害することがある。
隅々まで点検するのは大変ですが、過去トラブルを参考に点検項目をまとめて点検表を作っておくと安心です。
弊社でも現地での点検サービスをご提案しています。壊れる前にチェックを受けていただくことで、休み明けのチョコ停を未然に防ぐことができたり、ダウンタイムを最小限にとどめることができます。
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