
導入目的
- 省人化(検査コスト削減)
検査概略
- エンジンボア4気筒(穴)の鋳巣検査
- 検査時間:約3.5秒/穴 (他工程含むとトータル約28秒)
検査方法
導入前
目視検査(全数) 1直2名(2直体制)
導入後
ANALYZERで自動検査(全数) 1直1名(2直体制)
Result導入効果
定量効果
検査コスト | 1,000万円/年 × 1名 |
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過剰品質による材料ロス | 1,800万円/月 × 12 |
合計 | 2,800万円/年 |
定性効果
- 検査工程の自動化・標準化
- 検査「見える化」
- 省人化(人数を半減)
- 改善/改良スピードアップ
Step検討開始から量産開始までの流れ

Comment当社担当者から
重要部品の中でも検査基準が厳しく、欠陥見逃しが許されないワークのひとつです。また、検査対象面積が大きく非常に検査時間がかかります。その上、クーラント液/洗浄液が表面に残って過剰判定の原因になりがちです。
この成功事例では、クーラント液の見直しやスケールウォッチャーを導入するなど、前工程の改善も実施し大きな効果をあげられています。
詳しくは、以下のインタビュー記事をご覧ください。
[50%省人化, 工程改善と規格見直しで穴検査を自動化]
https://www.sigma-ls.jp/voice-customer/2171