円筒内壁レーザー検査機とAI画像認識技術で
過剰判定も抑制し、高精度な穴検査を実現

穴検査で不良が流出して困っている!

穴検査のライン自動化を検討している!

そんなあなたにお勧めしたい製品が

円筒内壁レーザー検査機「ANALYZER」アナライザーシリーズ

穴検査
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ANALYZERが解決できる課題

ANALYZERシリーズは下記のような様々なクライアントの課題を実際に解決してきました。

01

人によって
検査精度にバラつきがある

目視検査は作業者の経験・体調・集中力に左右されやすく、検査精度に個人差が出やすいという問題があります。また、見え方の感覚が共有しにくく、標準化が難しいため、不具合の見逃しリスクも高まります。

02

教育と即戦力化に
時間がかかる

目視検査は初心者がすぐに熟練できる作業ではなく、経験を積みながら習得する必要があります。そのため教育に時間がかかり、人材の即戦力化が難しいという課題があります

03

作業効率と
作業者負担に限界がある

人による検査は機械に比べて処理速度が遅く時間がかかります。また、集中力を長時間維持する必要があり、細かい検査ほど作業者への負担が大きくなり、労働者の疲労やモチベーション低下、検査品質の低下を引き起こします

ANALYZERシリーズの導入先

日本国内や海外の自動車メーカー様や商用車メーカー様、部品サプライヤー様などへ多数の導入実績を有します。
部品・製品の検査工程での豊富な事例を基にした、導入ノウハウの蓄積が最大の強みです。

ANALYZERシリーズの導入先

ANALYZERとは

量産ラインの使用に耐えうるレベルで内径検査と内径計測の両技術を持ち合わせた検査機です。
導入前の設計から導入後の運用サポートまで一貫して対応します。

導入実績は
自動車メーカーをはじめ
世界10か国、
75社450台以上に採用!

円筒内壁レーザー検査機「ANALYZER(アナライザー)」シリーズは、大手自動車や部品サプライヤーをはじめ、世界10か国以上(75社450台以上)の導入実績を持ちます。本機の導入により、完成品の検査工程などにおける品質管理を効率化させ、省人化によるコスト削減や過剰NG品抑制による歩留まり率の向上などが図れます。

ANALYZERシリーズの4つの導入メリット

  • 1. 品質精度向上
  • 2. 省人化
  • 3. コスト削減
  • 4. 過剰NG品抑制

ANALYZERシリーズについて

穴の中を
非破壊・非接触で検査
受光量の変化で
良否判定を実現

ANALYZERシリーズは、プローブから照射されるレーザー光によって非破壊・非接触で円筒形状の内壁検査を実現します。円筒内壁にレーザー光を回転・照射させ、内壁からの反射光を受光しデータ化します。

マンガでわかる
「ANALYZER導入前後のお客様メリット」

マンガでわかる「ANALYZER導入前後のお客様メリット」

機能や構造が
手に取るようにわかる!!
動画でわかるANALYZER

ANALYZERシリーズの概要や特長、機能・構造がわかる検査原理などを動画でまとめました。円筒内壁レーザー検査装置を初めて知る方もわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。

動画13分でわかる「ANALYZERでこんなお悩み解決!」

動画21分でわかる「ANALYZER製品の検査原理」

製品の3つの特長

非破壊・非接触による正確無比の検査品質を実現

ANALYZERシリーズの特筆すべきコア技術を3つの特長としてまとめています。
最新赤色半導体レーザーをはじめ、ハードウエア、ソフトウエア技術でお客様の課題解決をお応えします。

1

円筒内壁に
レーザーを照射
非破壊・非接触で
検査を実現

赤色半導体レーザーによる機械・装置部品のネジ穴やバルブボディ、スリーブなどの穴内壁の検査が可能

2

しきい値の
設定によって
良否判定の
自動化が可能

※オプションでAI判定も可能

円筒内壁にレーザーを照射して、反射光を受光しデータ化。
凸凹部は受光量の変化を検知し、設定されたしきい値を元に自動判定を行う

ワークをセットプローブが検査開始位置に移動/プローブ先端からレーザーを発光、回転しながらワーク内壁をスキャン
欠陥のある箇所は受光量が変化/プローブが待機位置に戻る時にOK/NG判定を出力、データ保存
3

装置・機械との
組み合わせで
インライン対応も可能

生産工場の機械・装置、
ラインへ組み込むことで、
検査の自動化と量産化も可能

バルブボディの鋳巣検査/エンジンブロックの鋳巣検査
スリーブ検査(インデックステーブル)/多軸ロボットによるネジ穴検査

ANALYZERを導入することで
得られるベネフィット

ANALYZERを導入いただくことで下記のようなことが実現可能となります。

1

レーザーは外乱光の影響を受けにくいため、目視検査に比べてバラつきが少ない、安定した品質を担保します。

2

検査員の熟練度やコンディションに左右されず、常に一定基準で検査が可能になります。

3

検査工程の自働化・省人化を推進し、作業者の負担を軽減します。

製品紹介

あらゆる生産現場での目的や環境
導入しやすさと使いやすさを追求

自動車メーカーや部品サプライヤー様の生産現場において、穴の内壁自動検査を実現するため、柔軟かつシンプルなシステム構成を採用。
また、お客様の使用目的や環境にベストマッチする製品ラインナップを用意しています。
ANALYZERシリーズのシステム構成と検査画像サンプル、製品ラインナップです。

システム構成図

製品を使った検査画像サンプル

「キズ」の検出

「ザク(集合)巣」の検出

「鋳巣」の検出

「バリ」の検出

アルミの鋳物内壁表面にできた欠陥を検出した例です。
アルミ・鉄・ステンレスなどの金属や、セラミック・樹脂・プラスチックなど、レーザー光を反射する素材であれば検査可能です。

  • 対象ワークバルブボディ、エンジンブロック、バルブスリーブ、ピストンなど
  • 対象欠陥鋳巣、傷、バリ、カケ、剥離、ビビリなど

製品ラインナップのご紹介

検査したい内径サイズに合わせて各種製品をラインナップしています。
装置仕様の有効計測長や検査対象穴径がお客様のご希望に沿っていない場合は、特注仕様も個別に対応いたします。
お気軽にお問い合わせください。

製品名称 製品の特長 想定対象ワーク 最小検査口径 最大計測長
ANALYZER3f(Φ6L200) ANALYZER3f(Φ6L200) 従来の製品よりも、くっきり写って見逃さないモデルです。※従来製品同様に、シャフト部の仕様で最小口径、最大計測長は選択可能です。 Φ7mm以上の円筒、
バルブボディ、
スリーブなど
Φ7mm 200mm
ANALYZER3(Φ2.3L50) ANALYZER3(Φ2.3L50) 極細穴に適したモデルです。 M4〜M10ネジ穴、
インバーターケースなど
Φ4mm 50mm
ANALYZER3(Φ6L200) ANALYZER3(Φ6L200) 販売台数が最も多い
スタンダードモデルです。
Φ7mm以上の円筒、
バルブボディ、
スリーブなど
Φ7mm 200mm
ANALYZER3(Φ8L190) ANALYZER3(Φ8L190) 比較的大きな内径検査に
適したモデルです。
Φ30mm以上の円筒、
エンジンボアなど
Φ9mm 190mm
ANALYZER5(Φ6L200) ANALYZER5(Φ6L200) 従来のANALYZER3の円筒内面欠陥検査機能に内径/真円度測定機能を追加!
欠陥検査と内径/真円度測定が同時に実施可能です。
Φ7~100mmの円筒 Φ7mm 200mm

ANALYZERの
お問い合わせ・サンプルテスト

ANALYZERの製品・ソフトなどに関してのお問い合わせや
導入効果を事前に見極めるためのサンプルテストについてお気軽にお問い合わせください

導入事例

ANALYZERを導入いただいた後の実際の効果についてご紹介します。

Case1
検査工数 73%削減 / 検査員6人削減

中小部品メーカー/従業員数約500人

[ 導入目的 ]

  • 不良流出の防止
  • 検査コストの削減
  • 検査の標準化
  • トレーサビリティ強化

[ 定量効果 ]

検査コスト 500万円/年x6名
不良品流出対応コスト 200万円/年x1回
過剰品質による材料ロス 75万円/月x12
過剰品質による加工費ロス※ 337万円/月x12
合計 8,144万円/年

※⼈件費、電気代、マシンチャージ費、⾦型代

[ 定性効果 ]

  • 見逃しによる不良流出防止
  • 検査工程の標準化
  • トレーサビリティの向上
  • 製造/開発へ数値による問題点のフィードバック
  • 信頼性の向上
  • 技術伝承強化
  • 改良/改善スピードアップ

Case2
検査工数 65%削減 / 検査員18人削減

大手部品メーカー/従業員約8,000名

[ 導入目的 ]

  • 不良流出の防止
  • 検査コストの削減
  • 検査の標準化
  • トレーサビリティ強化

[ 定量効果 ]

検査コスト 1,000万円/年x18名
不良品流出対応コスト 200万円/年x1回
過剰品質による材料ロス 12万円/月x12
過剰品質による加工費ロス※ 54万円/月x12
合計 18,992万円/年

※⼈件費、電気代、マシンチャージ費、⾦型代

[ 定性効果 ]

  • 見逃しによる不良流出防止
  • 検査工程の標準化
  • トレーサビリティの向上
  • 製造/開発へ数値による問題点のフィードバック
  • 信頼性の向上
  • 技術伝承強化
  • 改良/改善スピードアップ

Case3
検査工数 23%削減 / 不良流出率の削減

大手部品メーカー/従業員約1万数千名

[ 導入目的 ]

  • 不良流出の防止
  • 検査精度の向上
  • 検査の標準化
  • トレーサビリティ強化

[ 定量効果 ]

検査コスト 700万円/年x1名
不良品流出対応コスト 200万円/年x1回
過剰品質による材料ロス 25万円/月x12
過剰品質による加工費ロス※ 112万円/月x12
合計 2,544万円/年

※⼈件費、電気代、マシンチャージ費、⾦型代

[ 定性効果 ]

  • 見逃しによる不良流出防止
  • 検査工程の標準化
  • トレーサビリティの向上
  • 製造/開発へ数値による問題点のフィードバック
  • 信頼性の向上
  • 技術伝承強化
  • 改良/改善スピードアップ

導入フローとサポートサービス

スピーディーかつきめ細かいサポート体制
導入しやすさと使いやすさを実感

当社では、ANALYZERシリーズの導入をお考えの方に、独自の導入支援とサポート体制を確立しています。
実際にお客様が持ち込んだサンプルを使い、穴の内壁検査を体験することで、
お客様の現場でのANLYZERシリーズの有効性を実感していただけるはずです。

ANALYZER導入をご検討の方へ

徹底した導入支援と
サポート体制

ベテランエンジニアが専任となり、ANALYZER導入までお客様を手厚くサポートします。
「無料サンプルテスト」を行うことで、装置導入判断がしやすくなります。テストワークを当社へ送っていただければ、10営業日をめどに具体的な検査画像や欠陥サイズ、計測スピードなどを分析したレポートを提出させていただきます。その他、現場スタッフ教育のための実践セミナー「ANALYZER・アカデミー」も開催しています。

ANALYZERのサポート体制 満足度調査
〈ANALYZERの導入フロー〉
ANALYZERの導入フロー

打ち合わせからサンプルテスト、装置構成決定、設備導入、運用試験までベテランエンジニアがお客様と伴走

実機で体験!
内壁検査・計測

製品の購入検討に際し、お客様の製品サンプルを弊社に送付いただき、円筒内壁レーザー検査機『ANALYZER』の性能評価レポートを作成します。また、テストルームに製品サンプルをお持ち込みいただき、実機体験やお打ち合わせも可能です。実際に触ってみないとわからない、検査スピードや検出サイズ、使い勝手などをお客様の製品サンプルで体験できます。

よくあるご質問

私たちがよくお受けするご質問をFAQ形式でまとめました。

検査可能なワークを教えてください。

レーザー光を反射する円筒形状の金属や樹脂などの内/外壁面が検査可能です。

検査可能な最小穴径を教えてください。

最細のプローブ径がΦ1.5mmのため、Φ2.5mmの穴径から検査可能です。
※装置仕様の有効計測長や検査対象穴径がご希望に沿っていない場合は特注仕様も個別に対応しております。
まずはお問い合せフォーム、またはお電話(082-426-6672082-426-6672)にてお問い合わせください。

検査スピードはどのくらいの速さですか?

100mmで約4秒です。(分解能の設定により前後します)

検出可能な最小サイズはどのくらいの大きさですか?

0.2mm程度です。

他装置との組み合わせは可能ですか?

端子台を使ったDIO方式、またはイーサネットでPLC(※)と制御可能です。
(※三菱電機MELSEC-Qシリーズに準拠した機種に対応)

水滴や油滴がついていても検査できますか?

水滴や油滴がワーク表面に付着していると、レーザー光が拡散・吸収されてしまうため正常に検査ができません。そのため水滴・油滴が凹んだような模様になってしまい、それ自体を欠陥として判断してしまいます。

CCDカメラでの検査と何が違いますか?

CCDカメラでの検出には外部から照明が必要となり、照明の明るさや当て方がポイントになってきます。そのためインラインでの使用は外乱光が影響しやすいようです。また上部から覗く方法が多いため、壁面は歪んだ画像で処理することになります。
対して当装置は、レーザー光が光源となり、その反射光を受光するため、外乱光の影響が非常に少なくインラインでも安定した検出を行うことが出来ます。プローブの先端が入る穴であれば検査ができ、画像は壁面を展開したような平面図となるため直感的にも分かりやすくなっています。

多言語(海外使用)にも対応していますか?

英語、中国語、韓国語、ドイツ語に対応しています。

ワークの位置決めは、どの程度正確にしなければいけませんか?

中心から±0.2mmまでです。これ以上プローブとワークの軸がズレると、正確な検査が難しくなります。

ANALYZERの
お問い合わせ・サンプルテスト

ANALYZERの製品・ソフトなどに関してのお問い合わせや
導入効果を事前に見極めるためのサンプルテストについてお気軽にお問い合わせください

お電話でのお問い合わせはこちら

082-426-6672

(月〜金曜 9:00〜17:00)